アンディはデュッセルドルフに移動(この日かどうかは知らないけれど)。
やはりポートレートを作るため、ドイツ人の精肉業者のポラロイド写真を撮りに出かけた。会社の建物にはアンディの作品である『豚』が掛けられていた。
「彼(その精肉業者)は美術品をたくさん買いこんでいる。そうすると人々はハッピーになって、いっそうソーセージが売れるんだそうだ」
そんなわけない。
僕は夜、池袋で海里の友人の徳留隼人氏を囲む会に参加する。
彼はつい半月前、9ヶ月間の自転車の旅を終えたばかりだった。GPSの機能を使って、アメリカ大陸に「PEACE」の文字を書いた。僕は初対面だったけれど、そのプロジェクトの意味を早速尋ねた。すると、彼はそれは社会的行動ではなく個人的行動だったと言った。
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